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東京都は1976年度からナマズの研究を続けてきた。但し地震との相関関係を解明できなかったので1991年に調査を打ち切っています。
地震予知連の副会長だった先生は「地震の前兆と見られる自然現象の異変は、一定の規則性があるから住民からリアルタイムで情報収集して、コンピューター解析するシステムが整えば、地震予知に大きな役割を果たすだろう。」と述べている。
前兆現象に関する情報の主な証言
■自然現象
① 空の発光現象がみられた-神戸市
・東の空が一面不気味な紅色に明るく光っていた。
・真っ暗な空に青色の光がピカッと走るように光った。
発光現象は電光、火柱、火球の3種が多くある。全国に証言があります。
②月が異常な色をしていた-堺市
③海水が濁った-明石市
④井戸水が濁った-淡路島
⑤海鳴りのような音が地下から聞こえた-淡路島
⑥温泉の温度が上昇した-西宮市
⑦埋め立て地の池が泡立った-大阪市
■生物にみられた異常現象
①地震直前から猫が震えていた-神戸市
②飼い犬がはげしくほえた-東大阪市
③コウモリの群れが飛び交った-京都市
④冬眠中のヘビがはい出してきた-川西市
⑤マダイが突然豊漁になった-淡路島
⑥エビや小魚が死んでいた-淡路島
⑦倉庫のネズミが逃げた-淡路島
⑧ハトが壁などに衝突した-寝屋川市
⑨冬眠中のクワガタが出てきた-明石市
⑩金魚が水槽の砂に潜っていた-神戸市
三重県津市の地震雲に詳しい先生の見解によると、次のように述べています。
・地震雲は雲が伸びる方向で地震が起こる。
・雲の筋が重なるにつれて、発生が近くなる。
1993年5月7日 北海道南西地震
1994年 北海道東方沖地震
阪神大震災(兵庫県南部地震)の前日の地震雲の写真ををみて、「経験則からいうと16日から20日前後で地震が発生する可能性が高い。方角は東海から中国地方にかけて。」と予知した。1月17日未明に直下型地震に襲われた。
■この他の異常現象
○地震前後に以上電波が見られた-西はりま天文台
地震発生の5時46分の40分前から20分間以上電波を受信した。通常なら波形が上下に振れるが、情報だけに短く振れた。地震発生後も45分間同じパターンが続いた。
○電波時計に異常が見られた
正確無比といわれる電波時計。阪神大震災の一週間前から神戸市内で1日約2秒遅れた。1月10日頃から毎日正しい時間に合わせても遅れ続けた。
○本来聞こえないはずの阪神地域のFMが聞こえた-八ヶ岳南麓天文台
FM電波流星観測を続けている天文台が、4日ほど前から受信機の針が振れだし、振り幅は2日前には通常時の2.5倍、地震発生当日は3倍近くを示した。
○地震発生の1時間前から「気圧変化」が起きていた-神戸市東灘区の個人研究家
ギリシャは、電磁波の研究を地震予知に活用している。過去4年間で約60%の確率で地震予知に成功している。被害を最小限に食い止めている。
東大名誉教授のR氏は、関西地方では中長期的には神戸では震度6の烈震の地震があると警告していたが活かされなかった。
日本の地震学会では、現在の段階では地震予知は不可能という意見が多数占めています。
地震学で予知できないなら、他の研究分野の予知も組み入れて幅広く研究して欲しいものです。
■2007年11月1日発表 国の中央防災会議の専門調査会がまとめた地震の被害想定
想定地震
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死者数
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全壊建物
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日本海溝地震
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2,700人
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21,000棟
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首都直下型地震
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13,000人
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850,000棟
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東海地震
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10,000人
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463,000棟
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東南海・南海地震
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21,000人
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645,000棟
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東海、東南海・南海地震
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28,000人
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960,000棟
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阪神地域直下型地震
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6,900人
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290,000棟
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名古屋市直下型地震
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4,200人
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140,000棟
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大阪府 上町断層地震
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42,000人
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970,000棟
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京都府 西山断層地震
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13,000人
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400,000棟
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大阪府 生駒断層地震
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19,000人
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560,000棟
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京都府 花折断層地震
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11,000人
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380,000棟
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愛知県 猿投-高浜断層地震
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11,000人
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300,000棟
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