Takayasu's Arteries by Dr.YamanashiMD. at ESC2014

心臓病

モバイル心電図、到着を短縮

無用な病院経由を回避する手段に

 

 急性心筋梗塞をはじめとした急性冠症候群への救急対応を巡り、患者搬送の運用体制をいかに改善していくか考え方を述べた。中で、モバイルの心電図データを用いた搬送先の判断について報告。心電図のデータを事前に医師に送信すると、診断までの時間が短縮し、必要ならば直接、冠動脈狭窄へのインターベンションを実施可能な施設に送れるとして、今後の導入拡大を促すべきと考えを述べた。

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高齢女性の夜間にリスク

 まず急性心筋梗塞の患者のうち、どういう条件に当てはまる人が病院搬送で遅れるかを説明した。患者条件としては、性別が女性であること、高齢であること、高速発症前の24時間以内であること、狭心症発作や肺鬱血の合併があること。さらに夜間の発症でも遅くなる傾向が報告されている。

 夜間発症が遅くなるかについては、午後8時から12時が最も遅くなった。夜間に入ると朝まで我慢するケースがある。そのために深夜だけではなく、より早い時間帯も遅くなる」と説明する。ただし、院内死亡率に有意差はなかった。

モバイルで到着早く

 発症から病院到着を早めるために、携帯電話の回線で病院にデータを送信する。

 病院到着を早める要因として重要なのは、発症後、必要であれば、直接、冠動脈狭窄へのインターベンション治療を行える医療機関に搬送することだ。

 1992年に調べた時と2002年に調べた時との間で、医療機関への到着時間の遅れは変化がなかった。

 救急車で検査可能な心電図を導入して、救急車の内部で心電図を測って、伝送する仕組みを構築。病院で医師が心電図を基に診断して、必要な患者を確実に対応可能な医療機関に搬送できるようにした。検証したところ、モバイル端末を使って急性冠症候群の患者を診断するようにしたところ、病院到着までの時間はモバイルシステムを使わない場合に96分だったのに対して、利用すると86分となり、大幅に短縮できた。

 ほかの地域でも有効に使える可能性がある」と話し、今後のモバイルシステムの活用を促すべきだとまとめた。

詳細はM3参照

安静時、負荷試験、ホルター心電図、救命救急モバイル心電図、在宅心電図などすべての心電図は、MFERも含め統合管理できます

ラブテック社スマートホンタブレット12誘導心電計の重要性

                                メディカルテクニカ有限会社

1、 重要性

12誘導心電図を、ワイヤレス無線で、簡単に採取できる

12誘導心電図は、スマートタブレット、スマートホン、パソコン、等で

即座に、流れス波形で採取し、表示できる

   12誘導心電図は、即座に、指定機器へ送信できる

     指定機器とは、サーバー、スマートタブレット、スマートホン、パソコン

などである

   送信された12誘導心電図、あるいは、サーバーの12誘導心電図で、専門医が

     即座に、心臓病を診断でき、必要としている部所に指示ができる

   特に、救命救急で重要な救急車や救急現場などへ即座に連絡できる

   心筋梗塞や、AMIでは、この連絡時間が重要なのである。

2、 価格

従来の医療機器の常識を破るお求め易い価格である。

また、サーバーを設ける場合も、一般的サーバー設置料金で対応する

また、サーバーサービスはメーカから直接行うので安心である

  また、サーバーは、日本で設置できるので、セキュリティも安心である

3、 拡張性

救急車用に開発されたが、クリニック、医院、診療所、病院、検診間で運用できる

山間部、僻地、離島、海岸、学校、駅、スポーツ場、ゴルフ場、相撲、サッカー場

旅館、ホテル、在宅医療、老人施設、保健施設、個人宅、など

美術館、博物館、音楽施設、映画館、展示場、など、

船、飛行機、列車、道の駅、観光施設、など

県庁、市役所、町村役場、保育園、幼稚園、大学、塾、など、、

 

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