アルテリオグラフ24 簡易取扱説明書
平成25年3月20日
メディカルテクニカ有限会社
A,概要
動脈硬化指標を24時間にわたって設定間隔で解析し、結果をパソコンへ転送します。
1、オッシロメトリック法で血圧波形から演算します
2、72時間動作するよう設定できます。
3、昼間と夜間と設定を変更できます
4、設定とは別にマニュアル駆動もできます
5、プログラム式ではなく、マニュアル測定式もできます。
最大1000回測定記憶できます
6、測定途中でもそれまでのデータをパソコンへ転送して確認できます
B,一般的ご案内
1、製造元 TensioMed 社 ブダペスト ハンガリ国
2、ご利用パソコンは、XP/Vista/7 のOS
3、日本の特許に登録されています
4、使用環境は、電気電磁干渉のない空間、パソコンと本体間はブルーツース交信、
EMCはクラスA,校正または点検は最少でも二年毎をお願いします。
カフは湿った柔らかい布で拭く。
取扱い、保管、放送、一時保管(カバンなど)、搬送、等は、医療機器企画の
QMS基準に従うこと、かつ、当該規格に合格した専門家の監督下で扱うこと。
5、保証 ご購入後一年間は、メーカ責任で無償、但し修理はすべて、当該メーカで
行う。
C,警告及び禁忌事項
1、充電バッテリは、必ず、Ni-Mhハイブリッド、もしくは、NiCdで、1500mAh を、AAサイズを用いて下さい
2、小児が触れない場所で使用すること。
患者の選択をして下さい(例、自覚のできない、動作不自由、血液凝固血管、小児など)
当該危機を開いて内部を調べる行為はしてはならない
カフは純正の付属以外をもちいてはならない
血圧値に疑問がある場合は、水銀柱式聴診法で確認しなければならない
測定中のはじめから最後まで、電子レンジや携帯電話の傍で用いてはならない
振動を与える乗り物などの上で用いてはならない
日光、液体、衝撃などの晒してはならない
システムを解体などをしてはならない
万一、300mmHg以上の空気圧を発生した疑い、あるいは、異常な時間の継続で
加圧状態が発生した場合、直ちに、ホースを本体から外すこと
造影剤や薬液注入用腕固定器と共に用いてはならない
新生児に用いてはならない
D,用語の日本語
1、四つの機能の選択を含む機能ボタン
2、四つの機能の記号
3、液晶表示
4、空気ホースコネクタ
5、メーカ名
6、機種名
7、ID番号
8、欧州規格
9、充電電池区分
10、 電子医療機器区分
11、 取扱説明書を必ず読むことの警告記号
12、 欧州規格
13、 シリアル番号
14、 ご利用気温範囲
15、 製造年月日
E,付属品
1、ベルト付き本体カバー
2、四個の充電電池
3、同上充電器
4、三種類のカフ
5、本体ソフトウエア
6、ブルーツーストグルとソフトウエア
7、テープ式定規
8、取扱い説明書印刷物
9、収納ケース
F,カフのサイズ 単位cm
空気ふくろ部 全体 被測定腕の周囲
カフ01 36x8 62x9 34-43
カフ02 26x8 52x9 26-32
カフ03 18x6 38x7 18-22
カフ装着のガイドライン
下図のように装着し、ホースは、肩のうしろから手前に回して、本体へ接続する
G,インストール
1、本体ソフトウエアとブルーツースソフトウエアのインストールは、専門家が行い、
すべての動作チェックが保証された状態で使用する。
2、所定の電池を使用、電池装着の向きに注意、電池が正常なうちはLCDに規定範囲を表示、
一回使用毎にはずし、再充電する。
3、ブルーツースは、7m以内で交信する。
4、下図で、動脈硬化測定時には、下図2で、Aetriograph24を選択
H, 使用開始
1、すべての設定は、使用時の、ABPM protocol setup で、1-2-3のご確認ステップで
Send 、Setup protocol and program device をクリックし、パソコンから、本体へ送信して、初めて開始する.
測定が指定通りか確認するには本体機能ボタンを押して測定し、その後、
Retrieve data from device をクリックして、即確認できる
2、バッテリー装填後の確認事項
LCD表示で、5.6v(4.4v以下はバッテリ不良)あるいは, low batt が表示
バッテリ電圧が合格すると、自動的に時刻表示になる。
例 0 09-39
カフの装着が不適切なばあいは、cuff と表示される。
3、機能ボタンを一回だけ、短い瞬間で押すと、
一回の測定が開始する。終了すると血圧値を表示する。
止めたい時は、もう一回押す。
4、機能ボタンを短い時間で二回続けて押すと、
メディケーションメークをその時の時刻で記憶する。
5、機能ボタンを短い時間で三回押すと、
就寝と起床 の初めと、二回目の区別でマークが記憶される。
6、機能ボタンを短い時間で四回押すと、本体の電源はoff状態に入る。
I, 転送時
ブルーツース交信が正常な場合、bluelink と表示される
交信が正常ならば、connect と表示
転送が終了すると、下図が自動表示される。
右の下段の Graph とArterial Function の右にチェックを入れる
J, 異常事態の場合のエラーコード
英文マニュアルの2.4.3 参照