スマホで救急医療を支援、富士フイルムが新システムを発売 

富士フイルムは2011616日、iPhoneなどスマートフォンを使い脳卒中患者の救急医療を支援する新システムを発売したと発表した。東京慈恵会医科大学との共同研究を経て実用化した。スマートフォンで病院外にいる脳外科専門医と脳卒中患者の検査画像や診療情報を共有でき、患者が搬送された病院の医師とやり取りしながら適切な処置を指示できる。国内には脳卒中の処置が可能な医療機関が約3200カ所あるが、今後5年間でその23割への導入を目指す。

 発売したのは遠隔画像診断治療補助システム「iStroke(アイストローク)」。脳卒中の発症初期段階で専門医と現場の医師が遠隔で検査画像などをやり取りし適切な早期治療につなげる。病院内のサーバーと専用ソフトをインストールしたスマートフォンを連携させて実現する。

 同システムは登録済みの専門医のスマートフォンに一斉連絡する機能や、患者の検査画像や専門医が記入したコメントを時系列で表示する機能などを搭載。3Dで検査画像を表示する機能や、手術中の映像をリアルタイムで閲覧できる機能をオプションで追加できる。「脳神経の専門医が自宅にいても海外出張中でも、病院での処置を指示し、手術の状況を把握できる」(東京慈恵会医科大学の村山雄一教授)。

 当初はiPhoneのみへの対応となるが、2011年秋ごろをメドにAndroid端末にも対応する予定。iPhone用のソフトはApp Storeから無償でダウンロード可能。病院内に設置する専用サーバーの導入費用は1000万~5000万円程度かかる。

 富士フイルムは今後、心疾患など脳卒中以外の救急医療でも利用できるように同システムを応用したり、海外でもiStrokeを販売したりする計画だ。都内で会見した富士フイルムの玉井光一取締役執行役員は「時と場所を選ばずにチーム医療を実現する画期的なシステム」と、今後の拡販への意気込みを示した。 

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スマホは働き方を変える 

離れた場所にいる複数の人が情報を同時に共有し一緒に働く 

 一方、「離れた場所にいる複数の人が、いつでもどこでも一緒に働く」事例としては、医療機関における医療画像共有による遠隔共同診療や、セールスフォース・ドットコムの「Chatter Mobile」が挙げられる。

 医療機関における医療画像共有システムは、「病院内の医用画像をいつでもどこでも見られるシステム」だ。これにより、専門医のいない夜間などに、当直医と自宅などにいる専門医が同じ画像を見て患者の状態を把握し、適切な処置を専門医から当直医にアドバイスできる環境が整う。

 事例としては、「東海医療情報ネットワークコンソーシアム」による「携帯電話による医療画像共有システム」がある。これは名古屋大学大学院医学系研究科が、「脳卒中医療と情報技術(IT)の融合を実現するためのモデルケース」として確立した「愛知県脳卒中救急医療情報ネットワーク」を発展させたシステムだ(図3参照)。

 

3 東海医療情報ネットワークコンソーシアムによる「携帯電話による医療画像共有システム」。当直医と自宅などにいる専門医が、同じ画像を見て患者の状態を把握し、適切な処置を専門医が当直医にアドバイスできる

 さらに、これをスマートフォンに適用したシステムが、KDDI研究所から製品化されている(図4参照)。

4 KDDI研究所は「携帯電話による医療画像共有システム」のスマートフォン対応版を製品化した(クリックで拡大)

 脳卒中など、適切な処置を取るまでの時間が、その後の病状に大きな影響をもたらす病気は多く、専門医の適切なアドバイスを迅速に得られることが医療の質の向上に威力を発揮する。専門医のいない過疎地医療や、診療所と病院の連携した地域医療(病診連携)においても効果的だと思われる。

 

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遠隔医療サービスの普及における課題を指摘 米IEEE

IEEEが遠隔医療に関する見解を発表。技術支援体制は整ったものの、普及に向けては医療技術者と臨床医との連携を高める必要があるとしている。

 電気・電子関係の技術者団体「IEEE」は727日、同団体に所属する遠隔医療技術専門家の見解を発表した。IEEEの標準策定委員会(IEEE Standard Association)は、医療機器と外部コンピュータシステム間の通信技術の標準化規格「IEEE 11073」を策定している。

 IEEEの専門家の見解によると、発展途上国などを中心に高まる遠隔医療サービスへの需要に対し、遠隔医療の技術的な支援体制が整ったという。しかし、遠隔医療の幅広い普及には、患者への効果が測定できる数百万単位の利用者を集めるなどその実効値を明確にする必要があり、医療技術者と臨床医とのさらなる協力が求められると指摘している(関連記事:継続的な地域医療連携を進める上での課題)。

 BBCリサーチはグローバルな遠隔医療の市場規模について、2010年の98億米ドルから、2015年には230億米ドルまで成長すると予測している。この市場予測を踏まえ、IEEEは「スマートフォンや各種計測機器などを含む多くの技術が、遠隔医療の普及の戦略的な役割を担う」と予測しているという(関連記事:スマートフォンの利用で患者治療の効率はどう改善されるか)。

 スマートフォンの利用例としては、高速モバイルネットワークを組み合わせることで、糖尿病患者の痛みや危険を伴わない非侵襲的な血糖値測定を可能にすることを挙げてい

 

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